私が小学生だったのは、はるか昔、40年も前のこと。
その頃と今とでは教材がかなり違います。
自分が使って「よかった」と思っていたテキストが絶版になっていたり、その当時はなかった新しい教材もたくさん出ています。
ブルグミュラーとかソナチネ、とか王道のテキストに入ってしまえば、しばらくはそのテキストを中心に進めていけるのですが、過渡期がなかなか悩ましい。
「まだちょっとブルグミュラーは難しい気がするけれども、今のテキストが終わったら何を使おうか?」
「何かエチュードをやらせようと思うけれども、ツェルニーよりももう少し弾いていて楽しいものはないかしら」
などなど…
あと兄弟姉妹も迷います。
上の子と下の子と同じ教材を使うか使わないか。
書き込みがあったり、耳のいい子だと覚えてしまっていたりするので、私としては上の子の教材をあまり使いたくない時もあります。
しかし、お母さまにしてみれば、若干コストパフォーマンスがよろしくない幼児向け教材を何冊も買うのは…と、はっきりおっしゃらないまでもなんとなく圧を感じる時もあり…(笑)
一人ひとり、個性も違うし、理解度も能力も、年齢も違います。
それを生かせるようにテキストを選ぶのって本当に難しいですね。
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