ピアノを弾くためには指をおろして鍵盤を押し下げます。
でも、押し下げたままにはしておけないので、楽譜に書かれている表情や長さに合わせて指を上げます。
この「指を上げる」が私にはくせものです。
指を下げるは、指先が鍵盤に触るので、その面積やかかる圧で「下げた」という実感が得やすいです。
でも、あげるはどうしましょう?
自分の手の甲側で筋肉の動きや、感覚しか頼るものがありません。
「下げる」と同様「上げる」もそろえないと音の粒がそろって聞こえません。
この「上げる」にこだわって練習すると、どうやら私のひじは傷みます…
前回はBeethovenで、今回はBachで…
RachmaninoffやScriain、DebussyやPoulencを弾いても何もならないのに、むしろ音が少なそうなバロックや古典を弾くとやってしまいます。
音の数が少ない分、一つ一つの音の本当の姿が浮かび上がってしまうからでしょうね…
だからこそ面白いのでしょう
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